自分たちに出来ること
2011/02/08
先日もお話した”JAL再生のドキュメント番組の続き。
いろんな部門で話し合いが行われていました。 どうにかする、頑張るということは
営業の人達がお客様呼びこみ売上を上げるということだけではない。
自分たちにも何かできる方法があるのではないか? そんな問い掛けをしていました。
クレーム担当者は真摯に顧客の声を聞き取ろうとし、また、その声を社員みんなに知ってもらおうとし、
機長は搭乗前のお客様に声をかけ、子供たちには飛行機の話やシールをプレゼントし、声をかけ、
また、出発の際には従来のアナウンスとは異なり いかにお客さまのおかげで今自分たちが
再建の道を歩んでいるか、それに感謝しているか、そしてこれからも努力してお客様の
旅をいいものに出来るかを考えていこうとしているかを感謝を込めて切々と話していました。
今までそんなことがなく、淡々と流れていた機長アナウンスとの違いに搭乗者も感銘を受けたようで
クレーム担当者の元へはその驚きと応援の声が寄せられてきた。 担当者は涙を流しながら
運行部長とメッセージを読み、喜びを分かち合っていました。 きっと本当の意味でお客様の大切さ、
そして、それがいろんな形で返ってくることを実感したことでしょう。
いま、我々ももう一度、本当に自分たちがお客様を見ているのか、自分たちを見つめ直す
ことが必要だと思います。 JALの再生に対してはいろんな声があります。
でも、どんな会社でも社員みんなが気づいたら、そして行動を自分のこととして起こせたら・・・。
頑張れ!! 近くあの鶴のマークが復活するようです。
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